チャン・ツィイーにコン・リー…チャン・イーモウ監督が愛弟子の祖国回帰を支持―中国

Record China    2012年1月17日(火) 19時43分

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16日、最新作「ザ・フラワーズ・オブ・ウォー」が大ヒット中の中国人映画監督チャン・イーモウ氏が、自ら発掘した女優チャン・ツィイーとコン・リーについて語った。写真はチャン・イーモウ監督。

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2012年1月16日、最新作「ザ・フラワーズ・オブ・ウォー(金陵十三釵)」が大ヒット中の中国人映画監督チャン・イーモウ(張芸謀)氏が、自ら発掘した女優チャン・ツィイー(章子怡)とコン・リー(鞏俐)について語った。新華網が伝えた。

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第二次大戦下の南京攻防戦を描いた「ザ・フラワーズ・オブ・ウォー」は中国で先月16日に公開され、すでに興行収入6億元(約73億円)を超える驚異的なヒットぶり。16日に行われた「第69回ゴールデン・グローブ賞」授賞式では、惜しくも外国語映画賞を逃したが、2月に行われる「第84回アカデミー賞」での快挙が期待されている。

中国を代表する名監督としてハリウッドでの活躍も期待されるが、祖国で映画を取り続けるスタイルは一貫して崩さず。監督によると、生活習慣の違う外国で、自分の身近に感じることができないテーマを撮るのは難しいという。このため、自分に無理強いせず、今後も海外進出は一切考えないと話している。

いまや国際派女優となったチャン・ツィイーとコン・リーはいずれも、チャン監督が新人時代にヒロインに抜擢したことで、一躍人気女優になった。2人がここ数年、海外進出の歩を緩め、中国語映画への出演を増やしていることに、監督は大賛成だという。

「80年代から始まった中国女優の海外進出だが、文化の違いで容易になじめず、結局はみんな“花瓶(お飾り女優)”になっている」と痛烈に批判した監督は、「彼女たちが故郷に戻って来るのに賛成だ。最近の中国の映画市場は、どんどん大きくなっているし」と話していた。(翻訳・編集/Mathilda

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