Record China 2012年1月15日(日) 16時34分
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14日、辰年の2012年は「2000年のミレニアムベビー」「2008年のオリンピックベビー」を抜くベビーブームになるとみられている。写真は北京市の産婦人科の受診申込のために深夜から泊まりがけで並ぶ北京市民と産科の様子。
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2012年1月14日、新華社(電子版)によると、辰年の12年は「2000年のミレニアムベビー」「08年のオリンピックベビー」を抜く出生記録になるとみられている。
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北京市の大手産婦人科では、今年9月までの出産予約が既に満杯だという。現在、妊娠9週で8月出産予定の張(ジャン)さん(26歳)は、夫と共に訪れた北京協和医院のベッドが9月でも数床しか空いていないと知り、「普通は妊娠12週でようやく受診するのに、どうしてもうベッドが空いていないのか」と落胆した表情を見せた。北京大学第三医院の1カ月あたりに受け入れ可能な産婦は約300人だが、常に予約は満杯。妊娠前から産科受診予約をする人もいるという。「辰年生まれの赤ちゃんを授かった時はうれしかったし、両親や友人も辰年生まれは幸運だと言ってくれたが、ここまで満杯とは」と、張さんは自宅付近の比較的小規模な医院にもあたってみると語った。
北京大学社会学人口問題専門家の陸傑華(ルー・ジエホア)氏によれば、「80後」と呼ばれる1980年代第一次ベビーブーム世代が子育て世代に入ったことが、辰年生まれの新生児増加に一役買っていると分析する。海淀婦幼保健院の統計では、2011年12月末までで、同院で出産予約をしている妊産婦2万7700人あまりのうち、1万5000人近くが30歳未満だ。
また、この「辰年ベビーブーム」需要を見越してか、ベビー服のカバーオールが150元(約1800円)から180元(約2200円)に値上がりし、“月嫂(ユエサオ)”と呼ばれる産後のベビーシッターの給与も、01年には月500元(約6000円)だったのが11年には月4000元(約4万8000円)にまで値上がりしている。現在有資格者の“月嫂”は4000人不足しており、12年には毎月1000人ずつ不足するとみられ、ベテランの“月嫂”は12年7月まで予約が埋まっているという。(翻訳・編集/中原)
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