2012年1月13日、韓国紙・朝鮮日報によると、韓国観光公社は中国の今年の旧正月（春節）期間中である1月22日から28日の間、通常時の50％増となる4万5000人の中国人観光客が韓国を訪れると予測している。中国新聞社が伝えた。

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11日、韓国総合株価指数（KOSPI）は0．4％下落したものの、アシアナ航空の株価は3．9％上昇した。同社では1月4日から中国国際航空とコードシェア便を提携し、中国路線を強化している。韓国の旅行社MODE TOURとHana Tourの株価もそれぞれ4．3％、0．9％上昇し、特にHana Tourは7日間連続で上がり続けている。ホテルや免税店を運営する新羅ホテル（シーラホテル）の株価も1．4％上昇した。

中国人観光客が好むファッションや化粧品関連の株価も旧正月の恩恵を受けている。中国に6つのブランドを出し、1000店舗余りを運営するファッションブランドのベーシックハウスの株価は5．2％の上昇、「MISSHA（ミシャ）」ブランドで中国に進出した化粧品会社Able C＆Cの当日株価も0．3％と小幅ながら上昇した。

しかし現代證券の研究員は、「旧正月の短期的な株価上昇はあっても、景気が根本的に好転するわけではないのならば、投資者は短期的な売買差益を得るためだけに株価の急激な上昇・下降を引き起こす可能性がある」と懸念し、旧正月に期待しすぎることはできないと警鐘を鳴らしている。（翻訳・編集/中原）