一方、韓国・聯合ニュースによると、米ニュージャージー州フォートリーでは現地の韓国人高校生らが中心となり、元慰安婦らを追悼するための記念碑の設置計画が進められている。高校生らは16年6月に団体「Youth Council of Fort Lee(YCFL)」を結成し、記念碑の制作や設置などにかかる費用3万5000ドル(約370万円)を目標に募金活動をしてきたそうだ。しかし、同団体メンバーのホン・ウンジュさんは7日、「募金が目標額に達しなかったため、3月中旬に予定していた追悼碑の除幕式を5月19日ごろに延期する」と明らかにした。7日現在までに集まった募金額は1万8000ドルほどだといい、ホンさんは「追悼碑の制作は始まっている。5月には設置できるよう、在米韓国人らの関心と支援が必要」と訴え、「フォートリーの追悼碑は慰安婦の歴史を学んだ高校生らがそれを地域社会に伝えるために設置する初めてのケースということに大きな意味がある」と説明した。(翻訳・編集/堂本)
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