2018年3月6日、中国のポータルサイト・新浪が、この5年間での最も思いがけない変化について中国国内で街頭インタビューした動画を掲載した。

動画では、中国各地のさまざまな年齢層の人がインタビューに答えている。例えば、広州市の22歳の看護師の女性は、「病院が便利になった。患者さんは何時間も並んで待たなくても予約できるようになった」と回答。成都市の69歳の男性は、「地下鉄などの建設面が良い。庶民としてとても満足している」と述べている。

北京市の80年代生まれの男性は「二人っ子政策」を挙げ、その恩恵を実感しているという。同じく北京市に住む37歳の男性は、「みんな車を持つようになったこと。そしてみんなが飛行機に乗って遠くへ行くようになったこと」と語った。

天津市の70歳の男性は、「70歳以上の人はどこで遊ぶのも無料になったこと。博物館も無料で入れる」と喜び、同じく天津市の70年代生まれの女性は「シェア自転車」を挙げた。石家庄市の38歳男性は、「スマホ一つでどこへでも行けること」と語った。いずれの回答も良い変化を強調している。

これに対し、中国のネットユーザーからは「物価がずいぶん上がったこと。でも給料は上がらないこと」「何もなかった状態から借金まみれになったこと」「金がぜい肉に変わったこと」「結婚して離婚したことかな。わずか数年の間なのに」「ますます疲れるようになっていること」など、ネガティブなコメントが数多く寄せられた。（翻訳・編集/山中）