ウエディングドレスと廃虚の街=上海の英国村―スペイン紙

Record China    2012年1月8日(日) 10時3分

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4日、スペイン紙ABCは記事「『メード・イン・チャイナ』のロンドン」を掲載した。英国風建築が並ぶテムズ村。週末は新婚夫婦であふれ返るが、平日は閑散とした廃虚のような姿へと変わる。写真はテムズ村。

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2012年1月4日、スペイン紙ABCは記事「『メード・イン・チャイナ』のロンドン」を掲載した。6日、新華網が伝えた。

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上海市松江区郊外に英国風の建物が並ぶ小さな村がある。その名も「テムズ村」。英国から1万キロも離れた上海に英国の街並みがそっくりそのまま出現しているとはなんとも驚きだ。週末ともなると、テムズ村はウエディングドレスを着た女性と礼服を着た男性であふれ返る。英国建築をバックに結婚写真を撮影しようという新婚夫婦が押し寄せて来るからだ。

しかし平日はというと、テムズ村は人の姿が見えない廃虚のような街へと姿を変える。開発業者自身が認めているが、テムズ村の入居率はわずか45%。ほとんどが結婚写真撮影業者で、一般のテナントの招致には失敗した。

ほかにもイタリア村、ドイツ村、スペイン村の開発が予定されていたが、テムズ村の失敗で中止されたという。ともかく人口が多くごみごみしている中国。その中で平日のテムズ村は、閑散として人混みに遭遇しなくても済むという極めて珍しいスポットとなった。(翻訳・編集/KT)

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