2012年1月5日、新華ネットの報道によると、中国報道出版総署の柳斌傑（リウ・ビンジエ）署長は4日の全国新聞出版工作会議で、昨年の中国新聞出版産業の総産出額が1兆5000億元（約18兆円）を超えたことを明らかにした。

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柳署長は次のように述べた。中国の新聞出版産業は昨年、文化産業の主力軍としての役割を果し、健全で急速な発展を実現した。国家クラスの新聞出版産業基地5カ所を新たに建設した。これまでに建設された国家クラスの産業基地（パーク）は合計27カ所で、産業の集中効果が十分に発揮されている。全国に展開する58の一級行政区クラスの印刷パークの投資総額は210億元（約2520億円）、生産額は217億元（約2604億円）に達しており、国家クラスのデジタル出版基地9カ所を建設する事業は大きな成果を収めた。

さらに次のように表明した。規模がかなり大きくて特色を備えた複数の新聞出版産業基地、産業帯、産業群を育て、産業集約化のレベルを引き上げていく。新聞出版産業と科学技術の融合を急ぎ、先進的な技術によって伝統的な生産方式とインフラを改造しなければならない。都市と農村の新聞出版消費市場、特にコミュニティーと農村の消費市場を拡大し、新聞出版産業の発展を都市消費が引っ張るものから、都市と農村の消費がバランスよく引っ張るものへと転換させる必要がある。（編集/内山）