テログループが人質事件、容疑者7人射殺―新疆ウイグル自治区

Record China    2011年12月29日(木) 18時44分

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28日、新疆ウイグル自治区ホータン地区グマ県で「暴力テログループ」が2人を人質にとる事件があり、警察隊が容疑者7人を射殺、人質は無事救出された。写真は同自治区ハミ市の警察官。

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2011年12月28日、新疆ウイグル自治区ホータン地区グマ(皮山)県で「暴力テログループ」が2人を人質にとる事件があり、地元の警察隊が容疑者7人を射殺、人質は無事救出された。29日付で英BBC放送の中国語版ウェブサイトが伝えた。

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地元ニュースサイト・天山網の報道として伝えられた。それによると、事件が起きたのは28日午後11時(現地時間)ごろ。「暴力テログループ」が2人を人質にとったが、地元の警察隊がその場で容疑者7人を射殺。このほか、容疑者4人が負傷し、4人を逮捕した。人質は2人とも無事だった。

その際、警察官1人が死亡、1人が負傷した。詳しいいきさつや動機などは不明。同自治区ではトップの張春賢(ジャン・チュンシエン)党委書記が今月初めに「一部地区の治安維持が難しい状況になっている」とテロ活動の活発化を認める発言をしていた。

同自治区では今年7月に派出所の連続襲撃事件、8月には航空機テロ未遂事件も2件発生。2009年7月にはウルムチ市でウイグル族と漢族が衝突する大規模な騒乱も起き、死者は200人近くに上った。張党委書記は「来年は一層の治安向上に努めたい」と話している。(翻訳・編集/NN)

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