2015年の消費財小売総額32兆元の見通し、市場規模世界一に―中国

Record China    2011年12月24日(土) 15時29分

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23日、中国商業連合会の張志剛会長は、社会消費財小売総額は年平均15%以上増え、2015年には32兆元(約385兆円)に達し、国内市場規模は世界1位になるとの見通しを示した。写真はしゃぶしゃぶ店の呷哺呷哺。

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2011年12月23日、新華ネットの報道によると、中国商業連合会の張志剛(ジャン・ジーガン)会長は、中国の内需拡大戦略の有効な実施で今後5年間に個人消費の潜在力が一層発揮され、社会消費財小売総額は年平均15%以上増え、2015年には32兆元(約385兆円)に達し、国内市場規模は世界1位になるとの見通しを示した。

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先ごろ開かれた「中国商業サービス業世界貿易機関(WTO)加盟10周年記念大会・サミットフォーラム」で述べたもので、張会長は今後5年間に中国の輸入規模が8兆ドルを超え、世界各国に非常に大きなビジネスチャンスをもたらすとし、このように大きな国内市場と発展の見通しが経済の空前の繁栄を促し、中国の商業、貿易、サービス業は黄金期に入ると述べた。

商務省WTO司(局)の洪暁東(ホン・シャオドン)副司長は次のように指摘した。改革・開放当初、中国の小売業の特徴は卸・小売業分離と単一業態だった。外資小売企業の進出からわずか10数年で、ほぼすべての国際的な新業態が導入され、チェーンスーパーストア、ウエアハウス・ストア、コンビニエンスストアなどの新しい業態が国内で急速に発展している。

洪副司長はさらに次のように強調した。WTO加盟からの10年は実際のところ中国の小売サービス業にとって全面対外開放と積極的対応の10年だった。2001年のWTO加盟当時、外資小売企業はわずか40社余りだったが、昨年末には外資卸小売企業は5万社に達し、中国の小売サービス業が全面開放段階に入ったことを示している。

フォーラムは中国商報社の主催で、小売最大手の上海百聯集団やしゃぶしゃぶ店の呷哺呷哺(中国)などが「WTO加盟から10年間に最も影響力、成長のあった中国商業企業」に選ばれた。

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