金総書記、3年前に脳卒中で昏睡状態=フランス人医師が証言―米メディア

Record China    2011年12月22日(木) 13時17分

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20日、フランスの神経外科医が、逝去した北朝鮮の最高指導者・金正日氏は2008年に脳卒中により一時昏睡状態に陥ったと証言した。写真は19日、金総書記死去のニュースを伝える中国紙。

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2011年12月20日、AP通信によると、フランスの神経外科医、フランソワ・グザビエ・ルー医師が、逝去した北朝鮮の最高指導者・金正日(キム・ジョンイル)総書記は2008年に脳卒中により一時昏睡状態に陥ったが、その後危険な状態から回復したことは「奇跡的だった」と証言した。しかし、その後は後遺症が残ったという。

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ルー医師によれば、2008年8月に北朝鮮当局からの要請を受け、他のフランス人医師数名とともに平壌の病院で匿名のカルテを見せられたという。そのうちの1人が特に深刻な状態で、「その患者が金正日総書記だった」と話した。

ルー医師は北朝鮮の医師に医学的な助言を行い、金総書記は次第に回復。10日後にルー医師らは帰国したが、その後も金総書記を診察するため2度平壌を訪れた。金総書記は回復した後に正常な生活が送れるか、普通に歩くことができるようになるのかを心配していたという。

なお、金総書記は医師と英語やフランス語で会話し、フランスの文化、特に映画に詳しく、ワインについても造詣が深かったという。(翻訳・編集/岡田)

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