中国人船長が「刺殺の事実」を認める、現場検証後に謝罪も―韓国メディア

Record China    2011年12月20日(火) 14時3分

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19日、中国漁船の船長が韓国海洋警察の隊員を刺殺した事件を捜査している仁川海洋警察署は、船長を立ち合わせて現場検証を行った。写真は山東省青島の港に停泊中の中国漁船。

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2011年12月19日、韓国の聯合ニュースによると、中国漁船の船長が韓国海洋警察の隊員を刺殺した事件を捜査している仁川(インチョン)海洋警察署は、船長を立ち合わせて現場検証を行った。中国紙・環球時報(電子版)が伝えた。

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記事によると、現場検証が行われたのは19日午前10時(現地時間)。黒っぽい上下にマスクを付けた中国人船長(42)を立ち会わせ、同署の専用埠頭に停泊中の中国漁船で犯行当時の状況を再現した。

船長には中国語通訳が同伴した。同署員の質問に淡々と答えたほか、当時の状況について「(殺害された)警察官が頭を殴ってきた」「武器を持って『こっちに来るな』と叫んだ」などと話したという。

また、記事によると、船長は現場検証の前に犯罪の事実を認めたため、同署の検証は具体的な「犯行地点と経過」に関する詳細に集中した。現場検証は30分ほどで終了。その際、船長は「自分の過失で警察官1人を死亡させ、1人にけがをさせた。とても申し訳なく思っている」と謝罪した。

同署は、中国人船長が「武器を持って韓国海洋警察の隊員を刺殺した」ことが事実であることは確認できたが、刺殺されたのは隊員が中国漁船に突入してすぐなのか、それともその前にもみあいなどがあったのかなど、引き続き調査が必要だとしている。(翻訳・編集/NN)

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