民主主義指数、世界的に後退=日本21位、中国141位―英調査機関

Record China    2011年12月17日(土) 14時5分

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16日、エコノミスト・インテリジェンス・ユニットはこのほど、2011年民主主義指数を発表。日本は21位、中国は141位、北朝鮮は最下位だった。写真は04年10月、北朝鮮代表団の訪中時に北京の天安門広場に掲げられた両国国旗。

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2011年12月16日、英誌エコノミスト傘下の研究所エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)はこのほど、2011年民主主義指数を発表した。これによると、世界的に民主主義が後退している傾向があるという。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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EIUでは世界167の国と地域における選挙手続きと多元主義、政府の機能、政治への参加、政治文化、市民の自由の5つにおいて評価を行い、それを完全な民主主義、欠陥のある民主主義、混合政治体制、独裁政治体制の4クラスに分けてランク付けを行った。

その結果、北欧のノルウェー、アイスランド、デンマークが前回に引き続きベスト3を独占し、アジアで完全な民主主義と評価されたのは日本(21位)と韓国(22位)のみ。欠陥のある民主主義と評価された台湾は前回より1ランク下がって37位。香港は混合政治体制と評価され80位、中国は前回より5位下がって141位、最下位は北朝鮮だった。

EIUによれば、この1年で世界、特に発展途上国の民主化は後退したが、中東及び北アフリカの多くでは民主化が進んだ。特にジャスミン革命をきっかけに政権崩壊したチュニジアは前回の145位から92位へと大幅にランクアップし、独裁政治体制から混合政治体制に評価が上がった。(翻訳・編集/中原)

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