ぜいたく品市場の急成長がストップ=景気悪化だけではないもう一つの理由―中国

Record China    2011年12月18日(日) 17時33分

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15日、年30%近い急成長を見せてきた中国ぜいたく品市場だが、今年第4四半期から伸び率は明らかに鈍化傾向にあるという。写真は浙江省杭州市の大手高級ブランドショップ。

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2011年12月15日、第一財経日報は記事「中国ぜいたく品消費の伸び率は鈍化へ」を掲載した。

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14日、コンサルティング企業ベイン・アンド・カンパニーは中国のぜいたく品市場動向について発表した。2010年の市場規模は前年比27%増の871億元(約1兆700億円)で、世界5位の市場となった。2011年も25〜30%という高成長を保持しているが、第4四半期に入り伸び率が鈍化しているという。この傾向は2012年にも続くとみられる。

伸び率鈍化の影響はすでに表面化しているという。主要高級ブランドの新規開店は2009年が150店舗、2010年が160店舗と推移してきたが、今年は9月末時点で90店舗と落ち込みを見せている。

単に景気悪化の影響だけではないというのがベイン・アンド・カンパニーの指摘だ。消費者やメディアに批判されないよう従業員教育を充実させたため、人手不足で業務拡大がままならないという状況も生まれているという。(翻訳・編集/KT)

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