井山裕太七冠、中国の19歳に敗れ世界制覇逃す=中国ネットでは両者をたたえる声

Record China    2018年2月9日(金) 13時20分

拡大

9日、観察者網は、第22回LG杯棋王戦決勝三番勝負で中国の謝爾豪五段が日本の井山裕太九段を2勝1敗で破って優勝したことを伝えた。資料写真。

2018年2月9日、観察者網は、第22回LG杯棋王戦決勝三番勝負で中国の謝爾豪(シエ・アルハオ)五段が日本の井山裕太九段を2勝1敗で破って優勝したことを伝えた。

記事は「7日に行われた第2局で、謝五段は明らかな優位に立ちながらも井山九段に逆転され、わずか半目の差で敗れた。1勝1敗で迎えた8日の第3局では中盤で優位に立った謝五段が一気に勝負をつけた。井山九段も後半粘りを見せたが、この日は謝五段が勝利を手から逃すことはなく、226手で井山九段が投了した」と伝えている。

優勝した謝五段には3億ウォン(約2970万円)の賞金が贈られた。同大会で10人目の中国人優勝者となり、19歳4カ月12日での囲碁世界タイトル獲得は史上最年少記録となった。中国棋院の規則によれば、謝五段は今回の優勝で一気に九段へと昇段する資格を得たという。

記事は、日本の七冠王者である井山氏に託された、13年ぶりの日本人による世界タイトル獲得の夢はまた破れたと伝える一方で、中国のネット上では勝者である謝五段へのお祝いメッセージとともに「井山九段は最後まであきらめないというプロ精神を見せてくれた」「井山九段の敢闘精神には敬意を表したい」など、井山九段をたたえるコメントも寄せられたと紹介している。(翻訳・編集/川尻

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携