北朝鮮の美人団長が金正恩氏の信頼得たのは中国と関係あり?―米華字メディア

Record China    2018年2月8日(木) 18時10分

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8日、平昌冬季五輪に合わせて韓国で公演を行う北朝鮮芸術団の団長で、金正恩朝鮮労働党委員長の元恋人とも言われる玄松月氏について、玄氏がこれほどまでに金委員長の信頼を得たのは「中国でのある出来事」が関係していると伝えられている。

2018年2月8日、米華字メディアの多維新聞によると、平昌冬季五輪に合わせて韓国で公演を行う予定の北朝鮮の芸術団「三池淵(サムジヨン)管弦楽団」の団長で、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の元恋人とも言われる玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏について、玄氏がこれほどまでに金委員長の信頼を得たのは「中国でのある出来事」が関係していると伝えられている。

ソウルと競技会場のある江陵で公演する予定の北朝鮮の芸術団を乗せた貨客船「万景峰92」号が6日午後5時ごろ(現地時間)、東海岸の江原道東海市にある墨湖港に到着した。

太いアイラインを入れ、黒いコートに身を包み、毛皮のマフラーを身につけた玄団長は7日、万景峰92号から下り姿を見せた。

韓国紙・朝鮮日報によると、玄氏は金正日時代を代表する普天堡(ポチョンボ)電子楽団の歌手だった。2014年5月に開かれた「全国芸術家大会」では朝鮮人民軍大佐の軍服姿で登場し、17年10月には朝鮮労働党中央委員会候補委員に名を連ねた。

玄氏は15年12月、牡丹峰(モランボン)楽団を率いて親善公演のため中国・北京を訪問した。だが中国当局が北朝鮮核・ミサイル場面などを問題にすると、玄氏は公演直前に電撃的に取り消して帰国した。これが金正恩氏の信頼を得るきっかけになったという。(翻訳・編集/柳川)

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