中国のコンピューター技術、世界のトップクラスへ―米メディア

Record China    2011年12月8日(木) 17時32分

拡大

6日、米UPI通信社は、より多くのIPアドレスを必要としている中国が、安全性などで様々な面でより優れるIPv6への全面移行を進めていると報じた。写真は04年4月、北京で行われたIPv6ハイレベルフォーラム。

(1 / 8 枚)

2011年12月6日、米UPI通信社によると、世界最大のインターネット利用者を抱え、より多くのIPアドレスを必要としている中国が、安全性などで様々な面でより優れるIPv6への全面移行を進めている。7日付で環球時報(電子版)が伝えた。

その他の写真

ニューヨーク・タイムズ紙も6日、インターネット資源が現在すでに枯渇しているなか、IPv6は米国の2倍にも上る中国のインターネット利用者により多くのIPアドレスを提供することになると報じている。中国教育・科研計算機網(CERNET)ネットワークセンターの呉建平(ウー・ジエンピン)主任は、「中国はIPv6への移行を確実に進めていく必要がある」とし、「米国では一部で危機感のない意見もあるようだが、中国では早急に移行を終えるべきだとの認識で一致している」と話す。

専門家は「中国は世界的に主要なコンピューター製造国であり、電子機器の消費国となっている」とし、安価な労働力を土台として、経済のみならずハイテク分野でもインフラ設備の充実化を着々と進めており、そうしたことが中国を次世代のコンピューター技術の最先端に立たせることになるだろうと指摘している。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携