米大手ブライダル企業、思い出づくりに拘る新郎新婦で成長著しい中国市場へ進出―英メディア

Record China    2011年12月7日(水) 20時51分

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5日、英ロイターは「米ブライダル大手が中国市場に照準」という記事を掲載した。中国でも豊かになるにつれ、結婚式へのこだわりが多様化している。写真は中国の結婚式。

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2011年12月5日、英ロイター通信は「米ブライダル大手が中国市場に照準」という記事を掲載した。中国の青年層が豊かになるにつれ、「家族や友人に強い印象を残し、自分たちの一生の思い出になるものにしたい」と結婚式にこだわる人が増えている。6日付で環球網が伝えた。

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中国人のブライダル関係支出は年間約570億ドル(約4兆3890億円)。今も増加傾向にある。その内訳は婚礼写真、婚礼パレード用のカーレンタル、婚礼衣装、ハネムーンだ。半数近い青年層は、「ブライダルプランナーは必要だ」と考えている。米国のブライダル企業大手のウエディングス ビューティフル ワールドワイド社(Weddings Beautiful Worldwide、以下WB社)はこの巨大なビジネスチャンスを捉え、中国でブライダルプランナーの育成事業を開始した。

WB社はブライダルプランナーを育成し、若い世代の理想の結婚式実現を助けたいという。「経済の急速な発展やグローバル化により、消費者のニーズも多様化しています。中国のブライダル業界にとってもよいことです」―WB中国のCEOラウル・バスケス氏(Raul Vasquez)はそう語った。WB社の中国側合弁パートナー企業・柏霊私人婚礼顧問はゴージャス・ウェディング専門のコンサルティング会社で、主に富裕層、外国人、芸能人を顧客に持ち、オンラインコンサルティングを行っている。この会社は生花店、カーレンタル、ホテルなどの各種サービス提供元と密に連携している。

中国におけるブライダルプランナーの需要は増加傾向で、北京市だけでもブライダル企業は1168社が登録されている。バスケスCEOは「中国の若年層の結婚式に対する要求は伝統的でフォーマルなものだけでなく、欧米式や現代的なテイストを取り入れたショーのような方向に変わってきている」という。WB中国では18科目の訓練課程を通じ、WB認定ブランダルプランナーを専門的に育成する。ブライダルプランナーの最も重要な科目は「花嫁の心の声を聞きとる」ことだという。(翻訳・編集/渡邊英子)

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