Record China 2018年2月6日(火) 9時20分
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2日、日本新華僑報網の蒋豊編集長は、「インターネット時代に生きる日本の大学生は、どうしてパソコンが不得意なのか」とするコラム記事を掲載した。資料写真。
2018年2月2日、日本新華僑報網の蒋豊編集長は、「インターネット時代に生きる日本の大学生は、どうしてパソコンが不得意なのか」とするコラム記事を掲載した。以下はその概要。
近頃、日本の大学生たちの間で「卒業論文と就職活動でパソコンを使わなければならない」ことが大きな苦しみになっている。電子製品に囲まれて育った世代であるはずの大学生たちが、論文や就職面接の準備で「ワードが使えない」「エクセルが苦手」と不満をこぼすという状況は、どうして起こるのだろうか。
神戸の大学に通う4年生の男子学生は「高校1年で携帯電話を持った。パソコンより入力しやすいので、資料検索やメール送信などはみんな携帯電話で済ませるようになり、キーボードのキー位置を忘れてしまった。アルファベットとひらがな、カタカナの切り替えでさえ、ちょっと考えないとできない」と語る。
こういった例は決して少なくない。実際、多くの就活生が中学時代にパソコンを習っていて、家にもパソコンがあるのだが、スマホやタブレットなどの普及やその機能拡張によってパソコンの役割がかつてほど大きくなくなり、使用頻度が下がったのだ。今、多くの会社では新人研修カリキュラムにパソコン操作を取り入れているという。就職前にスキルを身に付けようと、自治体の市民講座などに参加する学生もいる。
人間がより素晴らしい技術への階段を昇るのに伴い、変化も自ずと生じるものである。その過程では、仕事や生活の効率もどんどん高まっていく。スマホやタブレットというモバイル電子製品の時代になりつつある今、パソコン操作は仕事に必要なスキルの一つとして頑張って習得するものととらえればいい。
どの時代にもそれぞれのレッテルが用意されるもの。時代に優劣をつけるのはナンセンスだ。今の時代に与えられたアドバンテージを享受しながら生活していけば良いのである。(翻訳・編集/川尻)
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