Record China 2011年12月5日(月) 15時45分
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1日、北京首都国際空港では今年6月から喫煙室をすべて閉鎖し全面禁煙を実施してきたが、トイレなどで隠れて吸う搭乗客が増加して大きな問題となったため、今月から再び一部の喫煙室を開放した。資料写真。
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2011年12月1日、北京首都国際空港では今年6月から喫煙室をすべて閉鎖し全面禁煙を実施してきたが、トイレなどで隠れて吸う搭乗客が増加して大きな問題となったため、今月から再び一部の喫煙室を開放した。3日付で新京報が伝えた。
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北京首都国際空港の第1〜3ターミナルには36カ所の喫煙室が設置されていた。今年6月、全面的な禁煙実施に合わせて、空港内に「禁煙」の表示や看板を掲示し、館内放送を実施すると共に、36カ所の喫煙室すべてを閉鎖した。
空港関係者によると、喫煙室の閉鎖後、禁煙を無視して喫煙する旅客が増加。吸殻をところかまわず捨てたり、トイレで隠れて吸う旅客によって火災報知器が作動するケースが増 えた。
また、喫煙者と空港職員とのトラブルもあり、業務に支障をきたすまでになった。特に、乗り継ぎ客は禁煙時間が長時間に及ぶため、職員との間で頻繁にもめごとが起き、空港の安全管理にまで影響を及ぼしたという。
こうした状況や喫煙者からの要望を反映し、同空港では今月1日から喫煙室の一部10数カ所を再び開放した。空港関係者は「閉鎖するにせよ開放するにせよ、非常に難しい問題だ」と頭を悩ませている。(翻訳・編集/HA)
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