ミャンマーをめぐる米中の駆け引きと脆弱すぎる改革派の基盤―ミャンマー

Record China    2011年12月5日(月) 14時25分

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3日、英誌エコノミストは、ミャンマーをめぐる米中の駆け引きについて報じた。テイン・セイン大統領就任後、米国・ミャンマー関係は劇的に改善し、ついにクリントン米国務長官の訪問という歴史的転機を迎えた。写真はミャンマー。

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2011年12月3日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、英誌エコノミストはミャンマーをめぐる米中の駆け引きについて報じた。

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1日、クリントン米国務長官はミャンマーの首都ネピドーで、テイン・セイン大統領と会見、米国とミャンマーの首脳による会談という歴史的転機を迎えた。セイン大統領就任後、米国との関係は急速に改善されている。

一方、米国との関係改善はミャンマーと中国との長年にわたる友好を壊すものなのかを問う声が上がっている。エコノミストは、今後ミャンマーは米国と中国、双方と関係を保つ道を採るだろうと予測している。

もっともミャンマーの改革はきわめて脆弱なもので、いつ失敗に終わるか分からないことは、クリントン国務長官も理解しなければならない事実だ。ミャンマー政権内部には改革反対派も多く、政治、経済に対する軍の影響力を手放すことへの反発がある。ある改革派のミャンマー閣僚は、「この国に60人の指導者がいるならば、うち20人は改革の兆しに気づき、20人はいまだ安眠を貪り、そして残る20人はどちらの側に立つか考えている状態」だと評している。(翻訳・編集/KT)

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