どうする?中国、ミャンマーと米国が関係強化、日本もこれに同調―米メディア

Record China    2011年12月2日(金) 8時21分

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30日、ミャンマー当局が進めている民主化政策や全方向外交は中国、米国、日本など世界の大国との関係を微妙に変化させている。写真はミャンマー。

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2011年11月30日、ミャンマー当局が進めている民主化政策や全方向外交は中国、米国、日本など世界の大国との関係を微妙に変化させている。米ボイス・オブ・アメリカ(中国語版)ウェブサイトが伝えた。

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11月29日付の米紙クリスチャン・サイエンス・モニターは「ミャンマー、ベトナム、米国の関係が強化。どうする?中国」と題した記事で、これまで中国と密接な関係にあったミャンマーが新政権誕生後、米国との関係強化に外交方針を転換させたと指摘している。

それを示すようにミャンマー国防軍の総司令官は就任後、最初の訪問国を中国とするのが慣例だったが、現在中国訪問中のフライン総司令官はこれより早く米国のミャンマー問題特使と会談を行った。その後はベトナムも訪問。さらに帰国後の1日はクリントン米国務長官が同国を訪問する。

軍事政権時代のミャンマーが最も頼りにしていたのは中国だが、現在は米国と正常な関係を結びたがっているのは明らか。だが、中国という影響力を持つ隣国との関係を捨てるはずもなく、今後は恐らく米国と中国との間を綱渡りのように行き来するものとみられる。

日本も米国と歩調を合わせる方針。12月に玄葉光一郎外相が訪米する際に対ミャンマー政策をどう調整していくか話し合われる予定だ。(翻訳・編集/NN)

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