中国国家統計局と中国物流調達連合会は1月31日にデータを発表した。1月には、中国総合PMI生産指数が54．6％になり、前月の水準を維持した。ここから中国企業の生産経営活動が全体として安定した急速な発展傾向を引き続き維持していることがわかる。中国が総合PMI生産指数を発表したのは今回が初めてのことで、経済全体の発展・生産・景気などの状況をより全面にモニタリングし、反映させることが可能になった。新華社が伝えた。

中国の総合PMI生産指数の算出方法には世界で通行する方法が採用されており、製造業生産指数と非製造業ビジネス活動指数の重み付き平均値を出して算出する。50％が経済の好調・不調のボーダーラインで、50％を上回れば経済が全体として拡大傾向にあり、下回れば縮小傾向にあるとされる。

同局サービス産業調査センターの責任者は、「総合PMI生産指数はPMI指標体系において当期の国家あるいは地域の経済全体の発展・景気の状況と周期的な変化をモニタリングする総合的な生産に関する指標だ。これを算出し発表することで、製造業購買担当者指数と非製造業ビジネス活動指数が当該産業分野の発展状況しか反映できないという不足を補うことになった。マクロ経済のモニタリングに新たな視座を提供するために、中国のPMI指標体系をさらに豊富にし充実させたといえる」と説明した。（提供/人民網日本語版・編集/KS）