Record China 2018年2月1日(木) 12時0分
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中国の王毅外相が会談で通訳の誤りを正していたと河野外相が明かした。
2018年1月31日、中国メディア・澎湃新聞によると、27〜28日の訪中から帰国した河野太郎外相が30日夜、アジア各国に駐在する日本の大使を招いたパーティーであいさつし、日中外相会談のエピソードを語った。
河野外相は28日に北京で中国の王毅(ワン・イー)外相と会談。その時の様子をユーモアも交え、「王外相は日本語が非常に堪能だが、会談の際には中国語で話していた。通訳が日本語に訳すのだが、通訳の誤りをたびたび指摘し、修正していた」と話した。
河野外相は王外相の日本語力の高さに感じ入った様子で、「私もそういうのを一回やってみたい」と話し、会場の笑いを誘ったという。河野外相は英語が堪能で、海外の要人と会談する際には通訳を介さず直接話すこともある。
今回は河野氏の外相就任後初の訪中で、日中平和友好条約の締結から40周年にあたり、日中関係の原点を振り返りつつ、平和と友好の関係を深め、全面的な関係改善を進めていくことが確認されたとのこと。
なお、王毅氏は北京第二外国語学院で日本語を専攻。2004年から2007年まで駐日中国大使を務め、2013年に外相に就任した。(翻訳・編集/岡田)
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