保険金目当てに、自分の手を切りつけ「襲われた」と警察に通報―福建省

Record China    2011年11月30日(水) 14時54分

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28日、中国・福建省公安庁は、同省で発生した狂言強盗事件について記者会見を開いた。資料写真。

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2011年11月28日、中国・福建省公安庁は、同省で発生した狂言強盗事件について記者会見を開いた。

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今月4日、台湾から福建省●田市(●=草冠に「甫」)に来ていた男性は妻を通じ、強盗に遭い左手を切られたと通報した。現地警察は直ちに省公安庁と共同で捜査本部を設置し、捜査を展開した。

その後の現場検証や科学鑑定などで、男性の供述に矛盾点が生じた。男性は大きな怪我を負ったにもかかわらず、抵抗の際にできる傷がなく、怪我そのものも他人の犯行とは考えられなかった。

更に、現場に残されていた血液に麻酔薬の成分が検出され、これは男性が犯行の際に使用したものと推測された。また、捨てられた凶器も発見され、事件が男性による自作自演であると立証される決め手となった。

男性は入国前、台湾で巨額の傷害保険に加入していたという。(翻訳・編集/内山)

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