仏と人間をつなぐ光、「仏光」の撮影に成功―新疆ウイグル自治区カナス

2007年2月8日、新疆ウイグル自治区の喀納斯(カナス)自然景観保護区の上空には、深い霧が立ち込めていた。太陽がその霧を照らした瞬間、一筋の光が空を突き抜ける「仏光（ぶっこう）」という自然現象が発生。その光はまるで仏世界と人間世界をつなぐような、ありがたく美しい光だった。

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この喀納斯(カナス)地域は新疆ウイグル自治区の最北端に位置し、カザフスタン、ロシア、モンゴルに接している。ここには「四大奇観」と呼ばれる4つの不思議な景観がある。その景観とは、森の奥深くにたたずむ湖、その湖に住む伝説の怪物、ひたすら長い堤防、そしてこの仏光だという。

この日、ヘリコプターで移動していたレコードチャイナのカメラマンは、仏光を目の当たりにし、その貴重な瞬間の撮影に成功した。