2011年11月27日午前7時30分ごろ(現地時間)、中国吉林省吉林市を流れる河川・松花江沿いで、濃霧のために20台以上の車両が玉突き事故を起こした。中国新聞社の報道。

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前方5メートル以上は見渡せない濃霧の中、150メートルにわたって20台以上の乗用車・ワゴン車・バスなどが次々と追突した。20人以上を乗せていたバスの運転手によると、前方の車が何らかの原因で急停車したところ、濃霧のために即座に反応できず、ブレーキが間に合わなかったという。路面が湿っていたために、乗用車に追突したバスはそのまま方向を失ってガードレールを突き破り、車体が川岸にせり出した。後続の車もそれに続いて追突し、対向車線へ飛び出して車両に激突。このため、対向車線でも玉突きが発生した。

事故後、牽引車が出動して現場を処理した。幸いにも死傷者はなかったという。(翻訳・編集/愛玉)