国連で中印が直接対決、合同監査団の選挙でインドが大差で中国破る―豪華字紙

Record China    2011年11月26日(土) 8時49分

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24日、国連合同監査団(JIU)の監査官を決める選挙が行われ、立候補していたインドの候補が中国の候補を大差で破り、当選した。写真はインド。

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2011年11月24日、国連合同監査団(JIU)の監査官を決める選挙が行われ、立候補していたインドの候補が中国の候補を大差で破り、当選した。オーストラリアの華字紙・澳洲日報が伝えた。

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当選したのはスイス・ジュネーブの国連でインドの常任代表を務めるゴピナサン氏。中国の張炎(ジャン・イエン)駐インド大使に106対77で圧勝した。この結果をインドPTI通信は「インドと中国による国連での初の直接対決」と報道。インドのハルディープ・プリ国連大使は「世界第2の経済大国で外交的影響力を日増しに強める中国に勝ったことは大きい。我々は非常に興奮している」と述べた。

JIUは国連外部の独立した監査組織で、監査官は11人。任期は5年でゴピナサン氏の任期は2013年1月まで。インド人が監査官を務めるのは1968年〜1977年以来。中国人(本土)は2003年に選出されており、任期は2012年12月までとなっている。日本も2005年〜2009年に猪又忠徳氏が務めた。

落選した張大使は先月30日、ニューデリーで開催された中国企業の投資発表会で、配布された資料の地図に両国の領土係争地、アルナーチャル・プラデーシュ州が中国領として記載されていたことをめぐり、インド人記者からの抗議に「黙れ!」と叫んだ。そのため、インドでは大いに反感を買っており、各メディアは「インドが中国の『黙れ』大使を破った」と大々的に報じている。(翻訳・編集/NN)

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