Record China 2011年11月25日(金) 17時16分
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24日、玄葉光一郎外相は、滞在時間わずか11時間という強硬スケジュールで日中外相会談を行った北京から帰国した。今回の訪中について、日本のメディアは「中国が例を見ない厚遇で玄葉外相を迎えた」と報じている。
2011年11月24日、玄葉光一郎外相は、滞在時間わずか11時間という強硬スケジュールで日中外相会談を行った北京から帰国した。今回の訪中について、日本のメディアは「中国が例を見ない厚遇で玄葉外相を迎えた」と報じている。
楊潔●(ヤン・ジエチー=●は竹冠に褫のつくり)外相、温家宝(おん・かほう)首相、戴秉国国務委員と個別に会談するという異例の待遇。その背景には、米国がアジア諸国を巻き込んで、環太平洋経済連携協定(TPP)による中国包囲網形成を意図していることがあると考えられる。日本製食品の輸入規制緩和の要求についても早速、一部緩和が決定されるなど、昨年の尖閣諸島沖中国漁船衝突事件以来、冷え込んでいた日中関係が翌月の野田首相初訪中に向けて友好ムードに転じ始めた。
これについて、中国一般の反応を簡易投稿サイト“中国版ツイッター”で探った。関連のリツイートは数多く見受けられるものの、自身の見解を示した投稿はそれほど多くはなかった。以下はその一部抜粋。
「中国人も卑しくなったな!トップは売国外交を展開している」。
「外相であろうが首相であろうが、経済・貿易関連のこと以外は何を話しても進展はないだろう。野田首相の訪中後、日中関係はまた悪化するのでは」。
「野田首相訪中前の事前調整だな。食品輸入緩和をはじめとして、対日姿勢を緩めるよう求めてきたと言うが、それはまったくのおとぎ話だ」。
「日中関係が緊張していた時期、中国は日本の外相訪中を拒否したこともある。今回、中国は日本に対してメンツを与えたということ。日本政府はそれをよく理解すべき。この機会を逃したら次はない。誠意を見せるべきだ」。
「玄葉外相が北京到着後、真っ先に向かったのは外相対談ではなく、日本大使館が主催する日本アニメ・漫画フェスティバルの開会式出席だって。中国人に人気のドラえもんやクレヨンしんちゃんを利用して、若者の対日感情を和らげようという作戦か」。(翻訳・編集/愛玉)
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