日本のゲームアプリ「旅かえる」はなぜ中国で空前のブームを呼んだのか―米メディア

Record China    2018年1月30日(火) 1時0分

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29日、環球時報は、日本のゲームアプリ「旅かえる」が中国で爆発的な人気を博した理由について米メディアが分析したことを伝えた。資料写真。

2018年1月29日、環球時報は、日本のゲームアプリ「旅かえる」が中国で爆発的な人気を博した理由について米ニューヨーク・タイムズ紙の報道を紹介した。

記事は、ニューヨーク・タイムズの26日付文章を紹介。「1匹の旅するカエルが主人公である日本のゲームアプリが、リリースからわずか数週間で中国で大きな人気を獲得した。このゲームは実にシンプルで、庭に生えている『みつ葉』を集めてカエルに食べ物などを買い与えると、カエルが旅に出ていくというもの。帰宅時に旅の途中で撮影した写真やお土産を持ち帰ってくるのだ」と説明している。

そのうえで、実際にプレイした中国人の声を紹介。天津市の28歳の会社員は「いろんなことを考えなくていい、いや何も考えなくていい。競争の要素がないので、とても気楽に遊べる」と語り、北京市の22歳の大学生は「カエルを育てることで、親心というものを理解したような気がする。自分も旅をした時には、両親になるべく写真を送ってあげようと思う」と話した。

文章は「旅行気分を味わえることや、わが子を育てる感覚が、多くのプレイヤーの共鳴を引き起こした」と分析。一方で、あまりのブームに一部からは「青年たちがカエルの世界にはまり込んでしまうのでは」との懸念の声も出ているとし、政府系の微博アカウントでは「最も充実した生活を送るためにも、孤独なカエル飼いの青年にならないようにしよう」といった警告が出ていることを伝えている。(翻訳・編集/川尻

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