2011年11月24日、台湾映画「花漾」の製作発表記者会見が台北市で行われ、F4のジェリー・イェン（言承旭）らが出席した。聯合報が伝えた。

【その他の写真】

「Tattoo−刺青」のゼロ・チョウ（周美玲） 監督がメガホンを執る「花漾」は、中国の明朝末期を舞台にした時代劇ファンタジー。ドラマ「流星花園〜花より男子〜」で知られるF4のジェリー・イェンを筆頭に、ジョセフ・チェン（鄭元暢）、ミシェル・チェン（陳妍希）、アイビー・チェン（陳意涵）ら若手人気スターが出演する。

会見では終始笑顔を見せず、曇った表情のジェリーに視線が集中した。つねづね“気難しい”“扱いにくい”と批判されているが、「それは噂話じゃなく、僕はほんとに気難しいんだ」といきなり言い放ち、取材陣をピリピリさせた。

ジェリーによると、役者とは本来“扱いにくい”ものであり、それも最高のパフォーマンスを追求するあまりに我が身を削るゆえのことだという。この観点に立てば、ジェリーが“気難しい”とされるのは、仕事に対して非常に真摯なことの表れだと言える。

主要キャストの集合写真を撮る場面でもやはり仏頂面のジェリーに、隣に立つアイビーもヒヤヒヤしっぱなし。「花漾」では海賊を演じるジェリーだが、チョウ監督は「彼の内にこもっている原始的な野性味を感じたから」とキャスティング秘話を公開。このコメントに対してはジェリーがネコの鳴き真似をして見せ、緊張が続く記者会見をわずかに緩ませていた。（翻訳・編集/Mathilda）