中国が世界の高速鉄道技術の勢力図を変えつつある―中国紙

Record China    2018年2月21日(水) 6時50分

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18日、中国紙・経済参考報は、中国の新型高速鉄道車両「復興号」が世界の「技術勢力図」を変えていると伝えている。写真は中国の高速鉄道。

2018年2月18日、中国紙・経済参考報は、中国の新型高速鉄道車両「復興号」が世界の「技術勢力図」を変えていると伝えている。

記事によると、復興号は北京―上海の1300キロをわずか4時間で結ぶ。豪州ではシドニー―ブリスベンの1000キロを結ぶのに10時間以上もかかっている。豪州から中国に留学した学生たちは、復興号に乗車するとその速さに驚嘆の声を上げるという。

世界最速の時速400キロで走行する中国高速鉄道は、国際的な知名度を上げている。昨年は中国が主導する経済圏構想「一帯一路」沿線国の学生たちから「中国の新4大発明」の一つに挙げられた。ネット上でも実際に乗車した各国の人々から称賛と驚きの声が上がっているという。

記事は、「中国の鉄道は、1980年代には最高時速100キロ程度だったが、瞬く間に日本の新幹線やフランスのTGVよりも速い国産の高速鉄道開発を実現させた。鉄道営業距離数も世界最長の12万7000キロに及び、2020年には15万キロにまで延びる」と紹介。「こうした『チャイナスピード』が中国高速鉄道に対する世界の認識を変え、中国智造(中国のスマート製造)は世界の高速鉄道技術の勢力図をも変えつつある」と指摘した。

そして最後に、「中国は鉄道建設を一帯一路の重要な柱としており、これまでの『ピンポン外交』や『パンダ外交』から、今後は『高速鉄道外交』が中国外交の代名詞になる」と伝えている。(翻訳・編集/岡田)

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