Record China 2018年12月4日(火) 12時50分
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3日、参考消息は、「中国侮辱発言の疑いの米国の美食家、だが中国ネット民は彼の肩を持つ」と題する記事を掲載した。写真はおいしそうな中国料理。
2018年12月3日、参考消息は、「中国侮辱発言の疑いの米国の美食家、だが中国ネット民は彼の肩を持つ」と題する記事を掲載。米国の美食家が同国内の中国料理を「パクリ」とした発言が同国内から批判を浴びる一方、中国のネットユーザーからは擁護の声が出ていると報じた。
記事によると、米国の美食家アンドリュー・ジマーン氏はあるインタビューの中で「米国人の魂を救いたいのなら、『パクリ』の中国料理にこれ以上我慢させないことだ」とし、同国内の著名中国料理レストランについて「そこの料理は高いうえに本場ものじゃない。そもそも金もうけのためにやっている」と名指しで批判したという。
この発言に対して、米国の大手メディアやグルメライターらが反論を繰り広げたという。米紙ワシントン・ポストは「ジマーン氏の言う『パクリ』は米国人の味覚に合わせて改良した結果にすぎない。彼は自分で店を開いて『中国料理を救う』と言っているが、しょせん口先だけ」と指摘したほか、あるグルメライターは「ジマーン氏の考えは文化エリート主義的色彩に満ちている」と批判したという。
さらに、ネット上でも大きな批判を受けたジマーン氏は、「侮辱するつもりはなかった」と謝罪するとともに、「私はただ中国料理が好きなだけで、『米国式中国料理』に堪えらえなかっただけ」と釈明した。しかし、中国のネット上ではジマーン氏の発言に対する支持が広がっているとのことだ。
記事は、中国ネットユーザーのものとして「中国の食いしん坊として、ジマーン氏の意見に完全に同意する。確かに、米国の中国料理店で出される料理の大部分は『米国式中国料理』だ」「あなたは真の中国愛好者であり、自らのポリシーを持った人だ」といったコメントを紹介した。中国のネット上ではこの他、「中国侮辱発言」と見出しを打って伝えた中国メディアに対して苦言を呈する声も上がっている。(翻訳・編集/川尻)
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