800年前の沈船から、兵馬俑にも負けないお宝がゾクゾク!?―広東省陽江市

Record China    2007年2月9日(金) 9時28分

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南宋時代の沈船「南海一号」を引き揚げるために中国が独自で設計し、製造したアジアで最大のクレーン船。

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2007年2月7日、広東省文化庁の景李虎(ジンリーフー)副庁長の発表によると、世界の考古学界の注目を集めている南宋時代(1127〜1279年)の沈船「南海一号」から6万点以上の文化財が発見され、その中には極めて価値の高い国宝級の物もたくさん含まれているという。

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「南海一号」は、1987年に広東省陽江海域で発見された約800年前の南宋時代の木製の沈船。今回広東省考古研究所水中考古研究センターの魏峻(ウェイジュン)副主任らによる調査が行われ、その際以前推定された船体の長さ24mよりも、実際は6m長い30mが正確だと分かった。

この調査では、船に多数の貴重な文化財が積まれていたことも明らかとなり、引き揚げられればその価値は世界遺産である始皇帝の兵馬俑に負けないものである、と専門家たちは期待している。

現在地方政府は、引き揚げ作業の準備を急ぎ進めている。将来この「南海一号」は、広東省海上シルクロード博物館の「水晶宮」に陳列されることが決まっているそうだ。

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