韓国テニス界のスターが大躍進!「錦織より早い」成長ぶりに、韓国ネットも注目=「世界的スターが誕生」「日本人とは比較にならない」

Record China    2018年1月25日(木) 20時50分

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25日、全豪オープンで4強進出のチケットを獲得した韓国人テニスプレーヤー鄭現の成長ぶりが世界を驚かせている。韓国メディアは日本の錦織圭と比較し「成長が早い」と報じている。資料写真。

2018年1月25日、全豪オープンで4強進出のチケットを獲得した韓国人テニスプレーヤー鄭現(チョン・ヒョン、世界ランキング58位)の成長ぶりが世界を驚かせている。韓国・スポーツ東亜は日本の錦織圭と比較し「成長が早い」と報じている。

記事によると、全豪オープンの男子シングルスでアジア選手が4強に進出したのは、1932年の佐藤次郎以降86年ぶり。100年近く「欧米選手の祝祭」と呼ばれてきた同大会で今回、21歳の若い韓国人選手が新たな歴史を刻んだという。

鄭現に先立ち、これまでアジアで最も良い成績を上げていた選手は日本の錦織圭(29)だ。錦織は2007年のプロ転向以降、メジャー大会をはじめ多くのATPツアーで頭角を現わしている。2014年には全米オープンで準優勝に輝いており、同記録はメジャー大会でアジア選手が残した最高成績とされる。

記事では「鄭現が今回の全豪オープンで錦織の記録を塗り替える可能性もある」と伝えている。4強入りを達成した今、残り2試合で勝てばアジア選手として初めて4大メジャー大会の優勝カップを獲得できるのだ。さらに、強力な優勝候補だったラファエル・ナダル(スペイン、世界ランキング1位)やノバク・ジョコビッチ(セルビア、世界ランキング14位)らがすでに脱落していることから、優勝の可能性はより一層高まった状態とのこと。

また、記事は鄭現と錦織の成長スピードを比較。鄭現は2014年のプロ転向以降わずか4年でメジャー大会4強という成績を打ち出しており、錦織より3年も早く4強の座をつかんだという。

ただし、鄭現にはまだATPタイトルが1つしかなく、対する錦織はおよそ11のATPタイトルを獲得、2015年には世界ランキング4位を記録していることから、「真のアジアナンバー1に成長するためには、今大会以降も変わらぬ姿を見せなければならない」と締めくくっている。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「優勝目指して突き進んで」「世界的スター誕生!鄭現ファイト!!」「これまで通り謙虚な態度で選手生活を続けてください」など応援メッセージが送られ、錦織と比較したことに対しては「日本人と比べるな。鄭現はレベルが違う」「日本人とは比較にならない」など不満の声も上がっている。

一方で「周りが騒ぎ過ぎていて不安。選手がリラックスして試合に臨めるようにすべきなのに。何もしてやれない国民があまりにも興奮してごめん」「錦織の成績は認めるべき。かつて李亨澤(イ・ヒョンテク)はタイトル1つで歴代最高と言われた。11ものタイトルを獲得するのはそう簡単ではない」「熱くなるのもいいけど、まずは応援しましょうよ」など警鐘を鳴らす声もある。

論議対象は韓国社会にもおよび、あるユーザーは「メディアはいつも比較しないと駄目なようだ。そして国民は猫もしゃくしもテニスブーム」と懸念を示していた。(翻訳・編集/松村)

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