Record China 2011年11月20日(日) 6時7分
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18日、環球時報は社説「米国の『アジアへの帰還』、順調に推進させてはならない」を掲載した。アジアでの存在を高めようとする米国に対抗する必要性を説いている。写真は東シナ海のガス田採掘プラットフォーム。
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2011年11月18日、環球時報は社説「米国の『アジアへの帰還』、順調に推進させてはならない」を掲載した。以下はその内容。
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イラク戦争、アフガン戦争から撤退し、アジアでの存在を再び高めようというのがオバマ米大統領の「アジアへの帰還」戦略だ。19日に開幕する東アジアサミットはその重要な舞台と位置づけられた。米国は主導権を奪おうと、中国とベトナム、フィリピンなどの国々の間で緊張が高まる南シナ海問題を議題とする方針を示している。
中国にとっては望ましくない事態だが、米国のたくらみをすべて防止することは困難だ。一方で周辺国がすべて米国の指図に従うというのも幻想である。今後、さまざまな手段とリソースを使って周辺国を呼び込み合う米中の綱引きが続く。
景気低迷に苦しむ米国は「反中同盟」を構築できるだけの資金を投入できないだろうし、中国もまたアジアを主導するには力不足だ。だが、米国がアジアを主導する事態を避ければ十分に中国の利益となる。「アジアへの帰還」を順調に推進させてはならない。(翻訳・編集/KT)
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