失われていく渡り鳥の楽園、宅地造成が破壊した湿地帯―山東省

Record China    2011年11月20日(日) 11時3分

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17日、大衆網は、山東省杭州湾の湿原地帯の開発が進み、渡り鳥の生息地域が激減していると報じた。豊かな生態系を持つ湿地帯が次々と宅地へと姿を変えている。写真は山東省の湿地に訪れた渡り鳥。

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2011年11月17日、大衆網は、山東省杭州湾の湿原地帯の開発が進み、渡り鳥の生息地域が激減していると報じた。

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野生動物保護ボランティアの張世平(ジャン・シーピン)氏は、鳥類など野生動物の存在が自然環境が保たれているか判断する指標になると話す。そして今、山東省では鳥類がすめる場所が急速に失われつつあるという。

豊かな生態系を持つ湿原は次々と埋め立てられ、宅地へと姿を変えている。宅地にされなくとも、野生動物のための湿地帯から人間が好む「美しい」ビーチや公園へと姿を変えてしまえば、やはり従来の自然は失われてしまう。

建設だけではなく、環境破壊も大きな問題だ。汚水が川を汚し、動物たちの楽園だった河口や川べりの生態系を破壊している。(翻訳・編集/KT)

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