列車の切符に枚数制限―北京市

2007年2月8日、北京駅の切符売り場には「旅客一人につきグリーン席5枚、普通席10枚まで購入できる」という販売枚数制限の貼紙が掲示されている。

この枚数制限は2月7日から始まったが、北京鉄道局開局以来初のことだという。

鉄道局の説明によると、今回の措置は切符の買い占め事件が発生し、他の旅客が購入できなかったことや、通常料金より高く販売し手数料を取ろうとするダフ屋の排除が目的。そのため今回は、枚数を制限しての販売を行うことを決定したそうだ。

制限以上の枚数を購入したい旅客は、列の後ろに並び直さなければならない。

この特別措置は中国正月の旅客ピーク期の臨時対応で、ピーク期が過ぎると終了することになっている。