2万種の野生動物に絶滅の恐れ=2011年版レッドリスト発表―国際自然保護連合

Record China    2011年11月14日(月) 9時31分

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10日、国際自然保護連合(IUCN)は絶滅の恐れのある野生動物をまとめた「レッドリスト」2011年版を発表した。1万9570種に絶滅の危惧があると警告している。写真は絶滅の危機に瀕している中国固有の植物・緑萼。

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2011年11月10日、国際自然保護連合(IUCN)は絶滅の恐れのある野生動物をまとめた「レッドリスト」2011年版を発表した。11日、国際在線が伝えた。

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調査対象となった生物は6万1914種。うち32%に相当する1万9570種に絶滅の危惧があると警告している。リストに掲載された。また「絶滅した」「野生では絶滅した」に、新たに865種が分類されている。ほ乳類だけを見ても25%が絶滅の恐れがあると警告されている。

IUCNの「レッドリスト」は生物多様性の現状を示すバロメータであり、各国政府に対応を促す指標となる。アフリカ南部ではシロサイの保護に成功し、20世紀末の100頭から2万頭にまで個体数が回復した。モンゴルと中国に生息するモンゴルノウマも1996年には「野生では絶滅した」に分類されていたが、現在は300頭まで個体数は回復している。(翻訳・編集/KT)

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