<中華経済>EVに最適な都市づくりを推進、充電スタンドなど強化急ぐ―上海市

Record China    2011年11月12日(土) 19時17分

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11日、上海市が電気自動車(EV)に最適な都市を目指し、充電スタンドなどのインフラ強化に取り組んでいる。

2011年11月11日、上海市が電気自動車(EV)に最適な都市を目指し、充電スタンドなどのインフラ強化に取り組んでいることを、中国の各メディアが伝えた。同市は中国初のEVモデル都市で、独自の購入補助金政策も展開している。

上海市の自動車産業拠点、上海国際汽車城では国内ブランドの奇瑞、衆泰、比亜迪、中科申江、上汽栄威、海外ブランドのボルボが販売するEVに試乗できる。同汽車城を運営する上海国際汽車城発展公司の栄文偉総経理によれば、現在フォルクスワーゲン、GM、BMW、ベンツと出店に向けた商談を進めており、2012年末にはEVブランドの出店数は20を超え、その半数が海外ブランドになると予想する。

同汽車城がある上海市嘉定区では、現在急ピッチでインフラ整備が進められており、汽車城の周囲100平方キロメートルのエリアに充電網が完成する計画だ。すでに充電スポット45カ所、大型充電スタンド1カ所が完成しており、さらに年内だけで充電スポット770カ所が完成する。大型のバッテリー交換・充電スタンドも着工が予定されており、EVの普及に向けた準備は万全だ。栄総経理によれば、今後2年以内に地域の公共バスは全てEVに入れ替わる予定だという。

また上海市では独自のEV購入補助金制度を実施しており、国から1台あたり最高6万元の補助金を受けた上で、同市からさらに最高4万元の補助を受けることが可能だ。(翻訳・編集/JX)

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