Record China 2011年11月14日(月) 14時1分
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10日、日本を訪れた中国人観光客がこだわるのは「メイド・イン・ジャパン」の品物。これだけ中国製品があふれている日本で、あくまで「メイド・イン・ジャパン」にこだわりを見せている。その理由は何なのか。写真は池袋の雑貨店。
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2011年11月10日、新浪ブログに「なぜメイド・イン・ジャパンにこだわるのか」と題した記事が掲載された。日本を訪れた中国人観光客がこだわるのは「メイド・イン・ジャパン」の品物。これだけ中国製品があふれている日本で、あくまで「メイド・イン・ジャパン」にこだわりを見せている。その理由は何なのか。以下はその内容。
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先日、日本を視察に訪れた中国人クライアントを世話する機会があった。お土産の買い物にも付き合ったのだが、彼らは何も考えていなかったようで、頭を悩ましていた。やがて、「メイド・イン・ジャパン」というタグを手掛かりにありとあらゆる物を買い始めた。家電製品や化粧品は理解できるとしても、包丁や炊飯器、爪切りやドライバーまで「メイド・イン・ジャパン」にこだわる必要はあるのだろうか?
そんな疑問を解消してくれたのがデパートの竹細工屋だった。京都の老舗が出店しているということだが、店内には精巧な細工を施された美しい竹細工が並んでいる。店員は60代前後の女性。私たちが中国人だと知ると、中国人に人気の品はどれかなど、熱心に説明してくれた。
山のようにお土産を買ったため、初老の女性店員一人で包装するのは大変そうだった。それでも文句も言わず、一つ一つ形に合わせてきれいに包装してくれる。こんなにきれいに包装してくれるならば、もらった人もきっとうれしいはずだ。
この経験を通じて、私は「メイド・イン・ジャパン」の本当の魅力に気がついた。スターバックスがコーヒーではなくゆったりとした時間を売っているように、フェラーリが車ではなく刺激的な運転体験と高貴さを売っているように、「メイド・イン・ジャパン」は飽くなき精巧さへの追求と徹底したサービスを売っているのだ。(翻訳・編集/KT)
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