Record China 2011年11月5日(土) 15時7分
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3日、中国人民解放軍の羅援少将はこのほど、「日本の軍事力増強に警戒せよ」と語った。写真は中国の空母。
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2011年11月3日、中国軍事科学学会副秘書長を務める中国人民解放軍の羅援(ルオ・ユエン)少将はこのほど、香港中国通信社の単独インタビューに応じ、「さまざまなルートから得た情報で、日本がひそかに軍備増強を進めていることを確認した」と語った。中国新聞社が伝えた。
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羅少将は「日本が軍備増強を進めている形跡は、さまざまな分野で確認できる」と主張。航空自衛隊が次世代戦闘機に「F35」を選定したこと、海上自衛隊が来年3月に新型駆逐艦「日向」、「伊勢」の進水を控えていることなどを根拠に挙げた。
さらに、南シナ海関連では「日本は主権獲得に向け全面的に争うだろう」と主張。目的として▽東シナ海問題での国際圧力を回避▽海底油田の開発▽海上輸送ルートの確保──の3点にあると指摘した。そのうえで、最近になってベトナムやフィリピンなどと協力を強化しているのは日本の野心の表れだとし、「中国人民だけでなく、アジアの全地域の人々に、日本への警戒を強めるよう呼び掛けたい。中国は近海防衛力を近年大幅に引き上げている。どんな挑発にもひるむことはない」と話した。(翻訳・編集/AA)
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