米国との衝突か、現行システムとの融和か=中国とアジアの未来―SP華字紙

Record China    2011年11月2日(水) 5時36分

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10月28日、シンガポール華字紙・聯合早報は、中国によるアジア外交の未来を分析する記事を掲載した。中国には3つの選択肢があるという。写真はチベットを偵察飛行中の中国人民解放軍戦闘機。

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2011年10月28日、シンガポール華字紙・聯合早報は、中国によるアジア外交の未来を分析する記事を掲載した。中国には3つの選択肢があるという。

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アフガニスタン、イラクでの戦争撤退に成功した米国は、「アジアへの帰還」戦略を進め、再びアジアの秩序を主導する地位を得た。中国にとっての第一の選択肢は米国に正面から挑戦しその座を奪い取ること。しかし、中国にはその実力が不足している。

第二の選択肢は現行のアジア秩序に融和し、その後漸進的に改革を求めていくというもの。実際、中国の台頭は現行のアジア秩序の中で達成されたものである。経済的に中国とアジア諸国は深く結びつき、不可分の関係となっている。

第三の選択肢は「栄光の孤立」政策に回帰し、衝突を避けること。3つの選択肢の中で、上策は2番の現行秩序への融和だが、実現されるか否かは米中関係の変化、他のアジア諸国の理性的な選択にかかっている。(翻訳・編集/KT)

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