<続報>母親刺傷の中国人留学生に3年6カ月の一審判決―上海市

Record China    2011年10月31日(月) 18時35分

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31日、日本に留学中の中国人留学生が仕送りの問題で揉めた母親を刺した事件で、上海市浦東新区法院は被告に懲役3年6カ月の一審判決を下した。写真は上海浦東国際空港。

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2011年10月31日、日本に留学中の中国人留学生が仕送りの問題で揉めた母親を刺した事件で、上海市浦東新区法院(裁判所)は被告の汪(ワン)に懲役3年6カ月の一審判決を下した。傷害罪で起訴された被告はすでに精神鑑定で統合失調症と診断されており、今後の公判では被告の責任能力の有無が争点になっていた。東方ネットの報道。

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東日本大震災の発生から間もない今年3月31日、被告の汪(24歳・男)は留学先の日本から一時帰国した。上海浦東国際空港には母親が迎えに来ていたが、2人はその場で口論となり、汪は護身用にと持ち歩いていたナイフで母親を複数回にわたって刺し、重傷を負わせた。汪は帰国直前、母親に仕送りを要求していたが、これを拒絶されていた。

その後、拘束中の被告には精神鑑定が行われ、6月には統合失調症と診断された。同時に、「限定責任能力と裁判を受ける能力あり」と認定されている。今回の判決では、検察側の主張する傷害罪が認められた。弁護側は事件当時の責任能力に問題ありと訴えていたが、この「責任能力」の解釈については「自身の病識に欠けていた点に関してのものであり、犯行時に心神耗弱状態であったことを表すものではない」と弁護側の意見を退けた。汪被告は数年前から幻聴や被害妄想などを訴えていた。(翻訳・編集/愛玉)

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