Record China 2011年11月1日(火) 19時44分
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10月28日、華字紙・日本新華僑報の蒋豊編集長は「早大教授の『売れ残り女論』」と題した記事を中国のブログサイトに発表した。写真は10日、長沙で婚活する高学歴女性。高級外車で乗り付け、自らをアピールしている。
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2011年10月28日、華字紙・日本新華僑報の蒋豊(ジアン・フォン)編集長は「早大教授の『売れ残り女論』」と題した記事を中国のブログサイトに発表した。以下はその内容。
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早稲田大学で「恋愛学」を教える森川友義教授が大変な人気を博している。教授が説く「恋愛学」とはどんな内容なのか。日本でも中国と同じように有名大学における女子学生の比率は年々上昇。東京大学は18%、慶応大学は32%、早稲田大学は34%となっている。両国に共通しているのは高学歴女性の「結婚難」。それを説明するのが「恋愛均衡説」だ。
教授によると、恋愛とは自分の恋愛価値と商品価値を基にした物々交換。一般的に価値観を同じくする男女が恋人や夫婦関係になる。東京大学など国立大卒の女性は自分を一段高い人間だと思っているため、私立大学卒の男性は最初から対象外。理想が高すぎることが、高学歴の「売れ残り女」を大量に生む原因となっている。
さらに、高学歴の女性は学歴が高いことが自分の魅力につながっていると思い込む傾向がある。教授曰く、「女性としての魅力と学歴は別物」なのだが、自分のことは棚に上げ、ひたすら相手に対する要求だけが高くなってしまっている。教授は「学歴で女性としての魅力は測れない」と強調する。
しかも、年収が高いことで「自分はモテる」と勘違いしているため、黙っていても白馬の王子様が現れると真面目に思っている人が少なくない。だが、実際は自分に投資する暇もないほど仕事に明け暮れる毎日。金を使う暇もないため、預金額だけはどんどん増えていくが、そんな生活を送っていてはいつまでも経っても理想的な恋愛などできないだろう。
中国でも「売れ残り女」が生まれる社会背景については、様々な見方が示されている。だが、「売れ残り女」の実態に対する研究はまだあまり行われていないのではないか。中国の「売れ残り女」問題を解決するため、日本の「売れ残り女論」に耳を傾けてみるのも良いだろう。(翻訳・編集/NN)
●蒋豊(ジアン・フォン)
25年以上にわたってメディアの仕事に携わる。1999年創刊で年間発行部数324万部を誇る日本の中国語紙・日本新華僑報編集長。
※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。
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