豊かになった中国、次に目指すのはクール?―香港メディア

Record China    2011年10月31日(月) 6時20分
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26日、香港メディアは「中国は確かに豊かになったが、まだクールではない」と主張した。写真はパルクールを楽しむ天津の若者。

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2011年10月26日、香港ニュースサイトのアジア・タイムズ・オンラインは「中国はまだクールじゃない」と題した記事を掲載し、「改革開放から30年、中国は確かに豊かになったが、まだクールとはいえない」と主張した。28日付で環球時報が伝えた。以下はその内容。

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中国は豊かになった。次はクールになりたいようだ。それは大きな挑戦だろう。改革開放が始まって30年、中国の経済成長は世界を驚かせた。しかし、世界の人々が中国と聞いて思い浮かべるのは、威張りくさった政府、蔓延する腐敗、危険な食べ物、知的財産権の侵害、大量に吐き出される低レベルで有害な製品の数々だ。

中国の指導者たちは言う。「世界は中国を歪曲化している」と。彼らは中国のイメージを変えたいようだ。「経済的に豊かでソフトパワーもある国」に。だから海外で中国語教育機関「孔子学院」を次々と設立し、中国の“文化的大躍進”ぶりをアピールする。確かに中国語を学ぶ外国人は増えたが、彼らは別に孔子の教えや中国政府の最新ニュースを知りたいわけではない。ただ中国の経済成長のなかで稼ぎたいだけなのだ。

テレビドラマを見てみよう。中国から海外に輸出されるドラマの数が1だとしたら、逆に輸入されるドラマは15。いうまでもないだろう。中国が自国の文化を世界に愛してもらいたいなら、国民が真の想像力を発揮できる環境を整えるべきだ。文化は自由の中で育つ。中国もようやくそれに気付いてきたようだ。(翻訳・編集/AA)



   

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