シチズンの中国OEM先工場で1000人超がスト、待遇改善を要求―深セン市

Record China    2011年10月26日(水) 5時26分

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24日、シチズンのOEM委託先である一冠星精密表鏈廠(中国・広東省深セン市)で今月17日、従業員1178人が参加するストライキが始まり、継続していることが分かった。賃金・社会保険・公共積立金など待遇面での条件改善を求めている。

2011年10月24日、シチズンの相手方ブランド製造(OEM)委託先である一冠星精密表鏈廠(中国・広東省深セン市)で今月17日、従業員1178人が参加するストライキが始まり、継続していることが分かった。賃金・社会保険・公共積立金など待遇面での条件改善を求めている。これまでに会社側と従業員側が、地元政府の立会いのもと、話し合いを進めている。中国の各メディアが伝えた。

スト参加者によると、会社側は2005年以来、「トイレに行く、水を飲む」時間として1日あたり40分の労働分を賃金から差し引いている。また、会社側は従業員向けの住宅用公共積立金や年金の会社側負担分を規則通り払っていない。

深セン市宝安区人力資源部によると、会社側は今月16日、従業員51人を集めて会議を開き、差し引いている賃金については時間ではなく回数で計算することを提案して、従業員側の不満を招いた。翌日、従業員全員がストライキに突入し、差し引いている賃金の支払いなど5項目を要求している。(翻訳・編集/JX)

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