オーストラリアのハワード前首相の顧問を務めたアンドリュー氏は、アボット氏の意見は正論だという。「彼は韓国の次に重点を置くべきは日本であるべきと考えている。もちろん外交面、軍事面、経済面からも、日本は我々の地域にとって最重要なパートナーだ」。一方、オーストラリア国立大学 戦略・防衛研究センターのホワイト所長は、中国を重視すべきだという。彼は、日本はオーストラリアにとって重要なパートナーであるが、現在、経済の推進力は中国にパワーシフトしたという。オーストラリア鉱産理事会(The Council of Australian mineral)のコックス会長は「豪州鉱産業界は日本や中国とのFTA交渉を同等に推進するよう望んでいる」と意見を表明している。(翻訳・編集/渡邊英子)
この記事のコメントを見る