2011年10月10日、中国とロシアの第6回「経済工商界ハイレベルフォーラム」が北京で開かれ、両国の代表が総額70億ドルを超える共同プロジェクトに署名した。11日付で国際在線が伝えた。

【その他の写真】

ロシアのプーチン首相の11日からの訪中を控え、両国は16に及ぶ共同プロジェクトに署名。その総額は70億8000万ドル（約5400億円）に上った。開幕式には両国の副首相が出席。その席で中国の王岐山（ワン・チーシャン）副首相は、「両国のエネルギー協力は順調だ。航空、宇宙、交通・運輸、基礎インフラ分野での共同プロジェクトも着々と進んでいる。経済協力が持つ原動力は非常に強い」と期待感を示した。プーチン首相の訪中後に行われる両国首相の定期会談では、経済の近代化の協力に関する備忘録にも署名が行われる予定。

今年1〜8月、両国の貿易総額は前年同期比43．7％増の508億ドル（約3兆9000億円）に達し、中国はロシアにとって最大の貿易パートナーとなった。両国はさらにこの額を2015年に1000億ドル（約7兆6000億円）、2020年には2000億ドル（約15兆3000億円）に拡大させることで合意している。（翻訳・編集/NN）