<中華経済>ジャガー・ランドローバーが中国生産を計画、エコカー重視政策がネック

Record China    2011年10月8日(土) 13時20分

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7日までに、ジャガー・ランドローバー社のラルフ・スペッツCEO(最高経営責任者)はインタビューに対し、中国工場の建設を計画していると明言した。

2011年10月7日までに、ジャガー・ランドローバー社のラルフ・スペッツCEO(最高経営責任者)はインタビューに対し、中国工場の建設を計画していると明言した。合弁での進出を計画しているが、中国政府の対応がネックとなっている。中国の各メディアが伝えた。

同社の中国進出計画は以前から伝えられており、長城、江鈴、奇瑞など多くの自主ブランド車メーカーが、同社と交渉を進めていることを明らかにしていた。今回、スペッツCEOも「過去1年に渡り、複数の中国メーカーと接触してきた」と述べ、交渉の事実を認めた。

自主ブランドメーカー各社はいずれも合弁を希望しているが、ジャガー・ランドローバーは排気量の大きい高級車やSUVを展開しているため、業界では「政府のエコカー政策に反しており、認可を得るのは難しい」との見方も強い。

スペッツCEOは「中国は戦略的意義がある重要な地域だ」と述べ、具体的な生産モデルや候補地は明かさなかったが、「ぜひ当局の支援が欲しい」と訴えた。

同社にとって中国はイギリス、アメリカに続く第3位の規模を持つ市場で、2011年1〜9月の中国国内における販売台数は、前年同期比60%増の2万7000台に達した。中国国内での販売を強化するため販売会社を設立しており、北京市と上海市に研修センター、江蘇省蘇州市に部品配送センターも設けている。(翻訳・編集/JX)

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