中南米諸国、中国人観光客の呼び込みに力入れる=ホテルは華字紙、お茶サービスも―米メディア

Record China    2011年9月30日(金) 15時58分

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28日、米CNNウェブサイトが26日、中南米諸国が中国人観光客の呼び込みに力を入れていると報じた。写真はアルゼンチンタンゴのダンサー。

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2011年9月26日、米CNNのウェブサイトは「中南米諸国が中国人観光客の呼び込みに力を入れている」と報じた。これまで多くのホテルで従業員はスペイン語と英語での対応しかしていなかったが、中国人観光客の増加を見込んだ対応をとるようになっている。新華網28日付の報道。

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ヨーロッパやアメリカは現在も中国人観光客にとって最も人気の海外旅行先となっているが、中南米を訪れる観光客も増えている。ブエノスアイレスのある旅行代理店によれば、パタゴニアの氷河やクジラ、ペンギン、アルゼンチンとブラジルの国境にあるイグアスの滝、ペルーのマチュピチュ遺跡などが人気だという。

米スターウッド・ホテル&リゾートによれば、中国市場がこの1年で急速に成長しており、メキシコシティのシェラトンホテルは前年比364%という高い成長を記録したほか、ブエノスアイレスのパークホテルも260%の成長を記録した。世界19都市に展開する同グループの系列店は中国人観光客の獲得を目的として客室に中国語の新聞を置いたり、お茶のサービスを施すほか、レストランでも中華料理のメニューを増やすなどの対応がとられており、ヒルトンホテルでも13カ国50店で同様のサービスが始められているという。

中国人観光客の獲得に力を注いでいるのはホテルだけでない。メキシカーナ航空はメキシコシティ・上海航路を復活させたほか、旅行会社の中には中国に事務所を設置するところも出ているという。(翻訳・編集/岡田)

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